KUA TATSU– Author –
KUA TATSU
- インクルージョン
障害者に対する「特別」という差別
障害のある方には特別の配慮が必要です。 しかし、常にそうとは限りません。 特別な対応が差別となってしまうケースもあるようです。 「特別」な接し方っていいことじゃないの? 日本では、「特別」は「親切」や「高級」な意味として使われることが多いで... - 教育と学習
アートが教えてくれたもの ー「めんどくさい」の価値ー
アートは高尚な趣味でしょうか?単なる趣味や娯楽の域をでないのでしょうか? 【1.変化する価値観】 ネットサービスは、あらゆるものを「早く」、「解決」できることを目標にしています。 その結果「遅く」、「わからない」ものに価値はない。 と思われ... - 障害福祉
パラリンピックとデフリンピック ー聴覚障害と社会ー
パラリンピックとデフリンピック 2021年は1年遅れで、東京パラリンピックが開催され、スポーツを通じた国際交流、障害理解の促進が期待されます。 パラリンピックには、機能障害、視覚障害、知的障害のクラスが設けられていますが、聴覚障害のクラスはあり... - ミュージアム
美術館って必要?
自治体の財政改革で最初に持ち上がるのは、議員定数ではなく文化芸術分野の予算縮小です。 限りある予算を有効に使いたいと思うのは当然です。 しかし、根拠なく前年から○○%削減、とするのは取り返しのつかない文化的損失を招く可能性があります。 【1.... - ミュージアム
美術館?関心ないね。
「高価な美術品を展示するより、福祉にお金を使ったら?」 「一部のアートマニアのために、税金を使うの?」 「インターネットで見れるのに、わざわざ混み合う美術館に行く必要はない」 「ゴッホやフェルメールに興味はない」 「税金のムダ使いN,o1」 美術... - 教育と学習
こどもの目
時として子どもは発想や着眼点で大人を驚かせることがあります。 「カエルがいる!」 美術館での絵画鑑賞。 と聞くと、ちょっとハードルが高い感じがしますね。 でも美術はそんなに堅苦しいものではありません。 美術鑑賞の方法のひとつに「対話型鑑賞」と... - インクルージョン
居場所を求めて
〜山本譲司/著「累犯障害者」1から〜 火の手 2006年1月7日未明、山口県JR下関駅から火の手が上がり、昭和17年に建築され市民に愛された街のシンボルは数時間で焼失しました。 放火でした。 出火からわずか3時間後、一人の男が逮捕されます。容疑者は男性 ... - 教育と学習
対話型鑑賞は美術教育ではないのか?
子どもや高齢者、美術にさほど詳しくない方でも楽しめる鑑賞法として人気がある「対話型鑑賞」。しかし「対話型鑑賞は、美術教育の妨げになっている」とする批判もあります。 この記事を読むと、 対話型鑑賞が批判される理由 対話型鑑賞の美術教育的要素 ... - 文化・伝統
ケヤキキョウダイ ~血縁によらない絆の継承~
#相互扶助組織 #飢饉 #講 #柳田國男 ■要旨 我が国では、農村部、漁村部を中心に、相互扶助を目的とした血縁によらないコミュニティが形成され、現在でも結(ゆい)や催合(もやい)として継承されている地域も多い。結や催合の主な目的は、労働力... - 教育と学習
障害者って誰のこと?
この記事を読むと、 日本には、障害のある人がどれくらい居るんだろう? 障害者はマイノリティか? ということがわかります。 【健常者と障害者】 社会では、障害のある方を「障害者」、ない方を「健常者」と呼ぶことが多いようです。そして、なんとなく「... - インクルージョン
『障害』と『障がい』 ー変化する社会障壁ー
近ごろ、視覚障害者のために交差点に設置された、音響信号の音が消され、替わりに「音響用押ボタン」が設置される交差点が増えました。青信号の度に音を鳴らすことが近隣のクレームにつながったためです。 音響信号ボタン 警視庁ウェブサイトより この記... - インクルージョン
真のインクルーシブを目指して ー国連障害者権利委員会の勧告ー
2022年9月9日、国連障害者権利委員会は、日本政府に対し、特別支援教育の中止を勧告しました。 良かれと思ってつくった特別支援教育制度。 日本では戸惑いをもって受け取られました。 なぜ、国連は特別支援教育を中止するよう勧告したのでしょうか。 障害...